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【魔入間】短編。オペラとロビン←最新の話

第3章 アメリと入間と話をする





そんな私を見て眉を下げて申し訳なさそうに顔を歪めるので、否定するようにかぶりを振れば「ありがとう」と微笑みと共に小さく言葉が返され、張り詰めていた空気が和らいだ。

………アメリが冷静さを欠いた理由はなんだろう、と思う気持ちはあったけれど、昔から見てきたアメリの微笑みに何だか安心してしまい私もつられるように破顔すれば「……突然になってしまうが、私の気持ちを、聞いてくれるか」アメリが言葉を続けた。
同意の意味を込めて頷けば、アメリは少しだけ頬を赤く染めると、先ほどとは違い優しい力でアメリの体に抱き寄せるように体を引かれた。



「私はが好きだ」


洋服越しでもわかる女性らしい柔らかな体と、フワリと香るアメリがいつも使っている女性が好む優しいシャンプーのにおい。
しかし私の背中に回る腕は力強くてドキリと心臓が大きく跳ねる。
アメリの表情を見ようと少しだけ体を離して下から顔を見上げたけれど、まっすぐと入間くんを見る彼女は私からだと美しい深紅の髪で隠されていて見ることができなかった。


「入間、お前がをどう思っているかは私には関係がない……だが、のことは誰にも渡さない。例えばそれがパーティーの相手だろうと、なんだろうと。私がを一生守り続ける」


アメリの声に切り返す言葉が浮かばずに口を噤む。
子供の頃から一緒にいたからこそ、彼女が好意の言葉を口にする意味は誰よりもわかるから、その言葉が冗談でも軽い気持ちで言っているわけではないこともわかっている。


…………アメリが私を好き、なんて、思いもしなかった。
小さい頃から綺麗で、可愛いくて、格好いいアメリ。
そんな誰からも魅力的な彼女が、私を好きだなんて。

嬉しい…けれど、入間くんの目の前で伝えられた意図を知りたくて、アメリの目線の先にある入間くんに視線を移せば、彼もまた真剣な目でアメリをまっすぐと見ていた。


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