第3章 アメリと入間と話をする
「実はおじいちゃんと次の休みにパーティーに行くんだ」
「そうなんだ」
「その時に仲の良い人を必ず一人連れて来てって言われて……。ちゃんがよければ一緒にどうかなって」
「んなっ!入間お前もか!」
私の代わりにアメリが大きな声で反応する。
呆れたり驚いたり忙しいアメリである。
………それにしても、お前もかってどういうことだろう?
疑問に思いアメリに聞けば、先ほど止めた会話は同じく次のパーティーのお誘いだったようだ。なるほど。
「私とアメリ、入間くんの三人で行くというのはどうかな」
「…いや、今回は各々で一人ずつとのことだからそれは難しいだろう」
アメリが難しい顔をして答えて、私達は思わず黙り込んでしまった。
誘ってくれたのは嬉しいからこそ、どちらかを選ばなければいけないのは何だか心苦しい。
「アメリは?」
「…私は生徒会の奴を呼んでも構わないのだが、父上がを気にしていたのでな」
「アメリのお父様、確かに最近会ってないもんね」
「あぁ、なのでと共に参加したい」
「そうかぁ」
「……入間、お前こそクラスにクァラクやアスモデウス達がいるだろう。わざわざクラスが違うではなく、アブノーマルの奴等を誘えば良いのではないか」
「僕ですか?」
確かにその通りではある。
アメリは私の幼なじみだし、誘われるのはわかる。
私も入間くんとは仲が良いつもりではあるけれど、アブノーマルクラスの噂を聞く限りではどう考えても彼等のが仲が良さそうだし…、私を誘う必要は無いのではないだろうか。
入間さんを見れば口元に手をあてて少しだけ悩む素振りを見せていたけれど、すぐに顔を上げてアメリを見た。
「……確かにアブノーマルの皆とは仲が良いと思います。…ですが、僕は皆ではなくちゃんと一緒に行きたいと考えています」
想像していなかった答えに、私もアメリもポカンとした顔で入間さんを見てしまった。