第3章 一章 禁忌
「始めは痛いけど、少ししたら痛くなくなるから、痛くなくなったら言えよ?」
陰茎を押し付け、グッと押して小さな穴を無理矢理に広げようとする。
当たり前だが、処女であるだけでなく、まだ子供である渚月の膣の中に全然入らなくて、痛みに悲鳴を上げられた。
「痛いっ!飛雄にぃ痛い!」
「痛いの耐えろ、頑張れ」
「やだ痛いよっ!お股痛いよぉ!」
痛みに渚月が泣き出してしまったが、それでも気にせず俺は挿入を続ける。
挿入(はい)り易い角度を探して、何度も陰茎を押し込み動かしていると、ずっと挿入(はい)らなかった亀頭が突然ぬぷっといけた角度を見付けた。
多分この角度が渚月の膣の形なんだろう、と押し込み無理矢理挿入を続ける。
「痛いっ!痛いよぉ!」
泣きじゃくる姿に罪悪感はあったが、それよりも挿入の快感が良く、無理矢理腰を進めて小さな腟内(なか)を広げていく。
俺だって初めてだったし、その初めてが処女の渚月相手なんだから、キツくて気持ちイイの一言だ。
挿入を始めて十五分位で、やっと全てが渚月の腟内に入った。
何も知らぬまま処女幕を破かれ、処女を失った事を渚月が理解出来るのは何年後だろうか。
痛みに泣きじゃくっているので、動かずに暫く様子を見る。
「痛い……お股痛い……」
痛がってはいるが、ちゃんと渚月の膣内は濡れてきている。
ただ、まだ幼過ぎて渚月には気持ちイイとかが、性感を理解出来ないのだろう。
これは動きながら身体に直接教えていくしかないか、と伝える。
「今から痛くなくなる事、始めるから。痛くてももう少しの間我慢しろよ?」
濡れているが弱い腟内に対して、俺は遠慮無くピストン運動を始めた。
「痛いっ!」
擦られる膣壁と膣口が痛いのだろう。再び渚月に悲鳴を上げられた。
それでもピストン運動を止めずにいたが、どうも痛みの所為なのか、腟内の濡れがイマイチなので、一回俺のを出そうと決めた。
精液はぬるぬるしているから、腟内に射精すれば潤滑の役割を担える筈だ。
「今から痛いの楽になる薬、渚月の中に出すからっ」
「痛いっ……飛雄にぃぃ……にぃ、何してるのっ」
「んっ……射精(で)るっ!」
渚月の問い掛けに答えず、びゅるっと俺は腟内(なか)に射精をした。
初体験と中出しを同時に、幼い渚月で経験してしまった。