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鬼滅の刃 裏 短編集

第6章 彼の音・悲鳴嶼行冥(裏無し)


悲「、、、鈴音、今帰った。」
彼が玄関で声を掛けると、奥から軽い足音がしてくる。
鈴「行冥さん、お帰りなさい。」
着物を着た、すらりとした女性が出てきた。彼の音がさらに優しいものになる。
鈴「あら?お客様ですか?」
彼女がこちらを向いた。優しげな表情をした女性だった。
鈴「初めまして。こちらで家政婦をしております、鈴音と申します。」
彼女が丁寧にお辞儀をする。彼女からする音は、陽だまりのように穏やかで、それでいていつまでも聞いていたいような鈴の様な音もする。
し「お邪魔します。」
鈴「まぁ、しのぶさん。お久しぶりです。」
煉「失礼する。」
鈴「まぁ、煉獄様まで。今日はお客様がたくさんですね。皆さま、中へどうぞ。今お茶を淹れますね。」
彼女は台所へと向かって行った。
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