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鬼滅の刃 裏 短編集

第6章 彼の音・悲鳴嶼行冥(裏無し)


彼女を思い出したからだろうか。彼の音がさらに優しく穏やかなものになった。
煉「鈴音殿が、どうしたのだ?」
話しが聞こえたらしい、煉獄杏寿郎もやって来た。
宇「煉獄、お前も知ってんの?」
煉「あぁ。先日悲鳴嶼殿のお宅にお邪魔したからな。料理がとても上手だった。穏やかそうな、陽だまりを彷彿とさせる女性だったぞ。」
胡蝶も煉獄の意見に賛成らしく、うんうんと頷いている。
正直、俺は信じられなかった。彼は生真面目で、女性に耐性がないだろう。悪い事を考えた女が近づいても、わからないかも知れない。
宇「悲鳴嶼さん、ぜひ鈴音さんに会わせてください。」
悲「、、、これからか?」
し「いいですね。私もお邪魔したいです。傷跡のその後のことも直接聞きたいですし。」
煉「悲鳴嶼殿が良ければ、私も一緒に行ってもいいでしょうか?」
三人で彼を押し切り、悲鳴嶼家へと向かう。
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