第6章 彼の音・悲鳴嶼行冥(裏無し)
今日は柱合会議。俺、宇髄天元は会った時から気になっていることがあった。
(悲鳴嶼さんの音が変わってる。)
悲鳴嶼行冥は、鬼殺隊最強と言われる柱だ。もう7年は柱をやってると聞いた。
彼からする音は、いつもどこか堅苦しい感じがした。しかし久しぶりに会った彼の音は、常より穏やかだった。
宇「悲鳴嶼さん、最近何かいい事でもありました?」
柱合会議の後で彼に話しかけてみる。
悲「、、、いや、特にないが。」
宇「そうですか。いえ、悲鳴嶼さんの音がいつもと違う気がして。何かあったのかと。」
そう言うと彼の音がまた変わる。これは、照れてる?
し「お二人共、どうされたんですか?」
蟲柱の胡蝶しのぶが来た。
宇「悲鳴嶼さんの音がいつもと違う気がして」
し「あぁ、鈴音さんのせいじゃないかしら?」
悲「、、、胡蝶っ。」
宇「鈴音?」
胡蝶に話しを聞くと、悲鳴嶼が連れていた女らしい。しかも胡蝶に診察を頼んだらしい。
し「その後鈴音さんはお元気ですか?」
悲「、、、あぁ。傷跡が疼くこともないと言っていた。」