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鬼滅の刃 裏 短編集

第24章 天然ちゃんにご用心・不死川実弥


鬼が姿を翻す。
「あっ、待てっ。」
不死川が追いかけようとしたが、鬼の姿が消える方が早かった。不死川は舌打ちをした。
「チィっ、あの野郎。」
不死川は刀を仕舞うと、に近寄った。
「大丈夫か、。」
はへなへなとしゃがみ込んだ。
「なんとか、大丈夫です。」
ふにゃっとが笑う。
「あっ、私よりも先輩達が、、、」
「奴らは気ぃ失ってるだけだ。大したことねぇ。お前の腕の方が重症だァ。」
不死川はを抱き上げた。
「蝶屋敷、行くぞォ。」
不死川は駆け出した。


あっという間に蝶屋敷に着いた。診察の結果、の怪我は、縫いはしたものの、大したこともなく薬を処方されて、家に帰ることになった。
「何から何まで、ありがとうございました。」
はぺこりと頭を下げた。不死川はの家まで送ると付いてきてくれたのだ。
「、、無理、すんじゃねぇぞ。」
「はい。ありがとうございます。」
不死川はの頭を撫でると、その場を後にした。
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