• テキストサイズ

鬼滅の刃 裏 短編集

第24章 天然ちゃんにご用心・不死川実弥


今回の任務は他にも数人の隊士と一緒だった。なんでも複数の鬼の目撃情報があるらしい。
不死川が先頭を歩き、それに隊士達が着いていく。
「俺はこっちに行く。お前らはそっちから行け。何かあったら烏を飛ばせ。いいな?」
「はい。」
不死川とその他の隊士に別れて進んでいく。

不死川は気配を探っていた。鬼の気配はするものの、遠そうだ。他の隊士達と合流しようか。そう考えていると、烏のけたたましい声が聞こえた。
「鬼、出現。鬼、出現。風柱、早ク来テクレ。」
「くそっ、やっぱ向こうか。」
不死川は駆け出した。柱の気配に気づいた鬼は一人の不死川ではなく、弱い一般隊士を狙ったのだ。
鬼の気配が強くなっていく。
「そこかァ。」
不死川は刀を抜いた。
「、、風柱様っ。」
の声がする。は刀を構えて立っていたが、左の肩の辺りから血が流れていた。他の隊士は倒れている。
「おや、見つかってしまったようだ。今日はここまでかな。」
/ 354ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp