第24章 天然ちゃんにご用心・不死川実弥
「そんな服着てるから今日みてぇな目に遭うんだよ。もうそれは着るなよ。」
はニコリと笑った。
「はい。もう着ません。」
「、、、また今日みたいなことがあったら俺に言え。いいな?」
「はい。わかりました。ありがとうございます。」
は不死川に再度頭を下げた。
その日から、と不死川の交流が始まった。
後日きちんとした隊服が届き、は不死川にお礼の手紙を書いた。
さらに可愛い顔した新人隊士のは先輩隊士に絡まれることも多く、その度に不死川に文を送った。不死川から返事はないが、先輩隊士に絡まれることがなくなっていき、は不死川が何かしらしてくれてるのを感じていた。
「あっ、風柱様っ。お久しぶりです。」
今日の任務は不死川と一緒だった。は嬉しくて不死川に駆け寄った。
「おぅ。最近は変なことされてねぇか?」
「はい、風柱様のお陰で、大丈夫です。」
はニコリと笑った。不死川は無言でその頭を撫でた。