第20章 伝えてみたら・煉獄杏寿郎
「、、、杏寿郎さぁん」
甘えたようにが名前を呼ぶ。杏寿郎の昂りはすでにガチガチになっている。杏寿郎は大きく息を吐いた。
「ほら、早く寝なさい。。」
これはを早く寝かせて自分で処理するしかないだろう、と考えていた。
「、、、あの、杏寿郎さん。」
が、すり、と体を寄せてきた。の吐く息が熱い。
「、、、抱いてもらえませんか?」
は囁くような声で呟いた。
「ごめんなさい。疲れてますよね。ずっと任務でしたもんね。
ごめんなさい。おやすみなさい。」
恥ずかしくなったのか、は早口で捲し立てる。杏寿郎は、にっ、と笑うとに馬乗りになった。の顔は真っ赤だった。
「君こそ疲れてるだろうから、今日は寝ようと思っていたのに。
君が誘ったのであれば、遠慮はいらないな?」
杏寿郎はに口付けた。