第19章 狂愛・産屋敷耀哉、悲鳴嶼行冥
部屋の中には布団が敷かれていた。
「、、、岩柱様?」
が怪訝そうに顔を上げると、悲鳴嶼に布団に押し倒された。
「岩柱様っ、どうしたんですか?」
「、、、お館様に見られてると思いなさい。」
その言葉にの心臓がドクンとなった。今まで耀哉の前で抱かれたことが蘇る。
「、、、かがや、さま、、、」
の体から力が抜ける。悲鳴嶼はの服を脱がせると、自身も服を脱いだ。
「、、、、、」
悲鳴嶼は何も言わない。の弱いところ、感じるところを刺激していく。
「、、、あぁっ、、だめっ、、だめですっ、、あっ、、、」
「、、、大丈夫だ、、、お館様が見ている。」
そう言われると、今までのことを思い出す。耀哉がどんな風に自分を見ていたか。どんな目をしていたか。どんな息遣いをしていたか。
「、、、やっ、、かがやさまっ、、かがや、さまぁ、、、」
その日、は抱き潰された。何度も何度も絶頂させられ、記憶がなくなるほど抱かれた。
次の日、帰って来た悲鳴嶼は、またを抱き潰した。
もうもわけがわからない。なぜ悲鳴嶼はそんな事をするのか。