第1章 ◇試練◇
相「ちょっ、危ないって。翔ちゃん?マジで、これ逆に危ないって、しょーちゃんっ」
櫻「いいから動くな!黙って…俺を向こうへ連れてってッ!」
相「だからちょっ、力強…。ちょっ…マツジュン!助けて!腕もげるッ!!」
松「いや、どんだけ?(笑)」
二「見てらんないよもぉ~」
結果、二人に肩借りて、へっぴり腰でなんとかコッチ側に渡りきった。引きずられるみたいにして(笑)。
二「…だいじょぶ?」
櫻「だいじょばない。やべ、力が…」
ってへたりこんでるし。フフ。可愛いなぁ、翔くん。こういうとこも全然変わってない(笑)。
大「腰抜けちゃった?(笑)」
櫻「抜けたなんてもんじゃ…。俺のコシはいずこ~…?」
相「下半身がフニャッちゃってる?(笑)」
櫻「マジ笑えないくらいフニャッてる…」
松「や、なんかもう、腰どころか魂抜けちゃってない?(笑)」
二「完全抜け殻だよ」
相「吸い込んで、ほら!たっくさん、いろんな魂飛んでるじゃん!吸って吸って!深呼吸~!!」
…え?
櫻「飛んでるって…どこにっ!?」
二「怖いよ~。もーやだこの人ぉ~」
松「マジで何が見えてんの?」
相葉ちゃん…マジで天然?本物??(笑)
でも本当にいろいろ漲るくらい、空気が力強い感じ。木漏れ日とか、葉っぱの音とか、土のにおいとか…気持ちがいい。
山も…イイね♪