第10章 ◇目覚めのとき◇
大「…真白は?ちゃんと寝れた?」
真白「うん、まあ。でも大野くんの寝顔はしっかり見たよ(笑)」
大「マジか」
やっぱ俺の方が先に落ちたのか。…何かカッコ悪いな。
真白「いびきも聴かせてもらった~(笑)」
大「マジか」
二「結構よね、この人の。そこは張らなくてもいいっつーくらいボリュームあるし」
松「メインボーカルだからね」
櫻「いびき関係ねぇ!(笑)」
大「え、マジで?そんなうるさかった?」
真白「いい声でしたよ~(笑)」
マジで?(笑)
俺らの様子見て何もなかったって思ったのか、他のメンバーはフツーだった。
けど…
相葉ちゃんだけ、何か。
相「一晩…一緒に同じテントかぁ~…♪」
って。一人でずっと興奮してた。気付いてんだかわかんないけど、あなどれないわ~、相葉ちゃん。絶対変なセンサーあるから。普通じゃないやつっ。結構しつこく聞かれたけど、もちろん余計なことは言いません。