第7章 ◇夢の中へ◇
「いらっしゃいませ♪」
「おじゃましまーす…」
ホントにいいのかなー…?うわ、マジで狭いな。
「じゃー…まずは、お茶でも?」
「や、寝よ?(笑)」
何時だかわかんないけど相当な深夜なのに、普通におもてなしとか。ホントお茶目なんだから。
ま、そういうとこもスキなんだけどっ♪
「…え?」
「…あ。や、寝るって別にっ」
ヘンな、意味では…っ!
「あの、俺、起きてるから」
「え。明日、仕事なんでしょ?」
「そうだけど…。でも大丈夫。だから、真白は寝てていいよ」
「ええ?(笑)」
「あ。違うから!変な意味じゃなくてっ。俺、見張ってるから。入れてもらっただけで十分」
「…」
中は寝袋なくてもいけるくらいあったけぇなくっそ~。しかも深夜だし、こういうとこだからものすごい静かでしょ。
だから、こんなありえない状況だけど…
ホントに眠くなっちゃうじゃねぇかっ!ガンバレ俺っ!?(笑)