第7章 ◇夢の中へ◇
いろいろあって?寝る場所なくて。とりあえず出て横になったらちょっと寝ちゃって。もうさすがにみんなも寝てそうだし、中にも戻れなくて。場所ないしっ?
んで、気付いたらそのまま…
「…」
「…」
「風邪ひいちゃうでしょ!?」
「そ、そうだね…」
超小声で怒られた(笑)。
でも、そっち入れてっては、さすがに。言えん。だって二人っきりだよ?同じテントに…。真白のなんて一人用だから広くない、むしろ一番ちっちゃいテントに、二人…
無理!(いろんな意味でッ)
仕方ない。心配かけちゃうから、ホントはヤだけど、カメラさんとマネージャーの方のテントにもぐりこむしかないか…
って思ってたら
「こっち、入る?狭いけど」
って!!!!!
もちろんいいって言ったけど、さすがにホントに寒くて。とりあえず、入れてもらうことにした。