第5章 ◇悪巧み◇N
うん。
その予定だったんだけど。夜も更けていざテント入るかってなったら、案の定…
相「あー、やっぱり俺もみんなと一緒のテントがいいなー」
ダヨネー。
言うと思ってた。ちゃんと事前に話はまとまってたんだよ?もちろん。平和に、本人も了承して荷物はそっちに入れてたし。なのにこうだもん。言うだろうとは思ってたけど!盛り上がって楽しいし、ひとりだけ別なのは寂しいとか何とか言いそうだと思ってたけどっ。
二「…狭いんすよ、テント。四人でもけっこうギッチギチ…」
相「詰めれば入るって!それより、ねっ、せっかくだしテントでガチのババヌキとかさ、古今東西とかやろっ!枕投げとか!夜は長いんだし♪俺ちょっと荷物取ってくる♪」
キイテネー。
ていうか。枕投げ?テントなんすけどね?バカなのは知ってたけど…
本当にそう!てかマジで本物だよね。良くも悪くも。期待を上回る裏切らなさっつーか。毎度裏切られるわ。
で
松「ジャマ!なんで斜めに寝るんだよっ?」
櫻「酒入るとマジで早いな~」
大「マジで寝ちゃったぁ?(笑)」
二「あ~もぉ~…せまい!」
遊びたい散々言ってゴネたくせに、いっちばん先に落ちてりゃ世話ないよ。
真白も交えて6人、みんな座ってトランプとかやってるうちはまだいい。狭いテントでもまあ、あったかいね、くらいよ。けど寝たら専有面積激増するから!
真白「え、本当に寝ちゃったの?相葉くん」
二「いいよ、寝顔撮って」
真白「え♪」
カメラさんは他の仕事もあって早朝から働きづめのため早々に沈没。ホント急に頼んだんだろうからね。ありがとうございます!
で、マネージャーも他のマネージャーと明日の打ち合わせとかするってテントこもってる。リモート会議ね。こんなとこまできて。
なので…
後はお若い我々しかいない。つまりやりたい放題♪