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【O】BRIDGE(気象系)

第3章 ◇落ち着いて!◇



相「で?どう、リーダーは。作戦は順調そう?」
櫻「恐怖よりトキメキが勝れば楽々渡れちゃうぜ作戦?」
松「…(長っ)」
二「い~や~…。作戦てか…。あれガチだな」
相「え。…えっ?」
櫻「まあ…そうじゃないかとは思ってたけど(笑)」
松「リーダーが盲目真っ最中だよね。俺らが見てるのわかってるはずなのに」
相「マジか。じゃ、リーダー、もしかしたらあのままいっちゃう?チューとかしちゃうっ?吊り橋の真ん中でっ?愛を叫んじゃうのっ??」
松「まさかのガチなラブシーン?一番やんなそうな人なのに(笑)」
相「えーっ?見たいっ、めっちゃ見たいッ!!もっと近くで…」
二「ダメだって邪魔したら。我に返っちゃうだろっ」
相「あーっ、そっか!でも見たいっ!遠くて見えないじゃん、ここじゃっ。誰か双眼鏡持ってきてないっ!?」
櫻「どうどう。落ち着いて相葉さん」
相「落ち着いてらんないでしょっ!これは…証拠映像、記念写真、撮んないとっ」
櫻「いや思いっきり『証拠』って言った!(笑)」
松「ストップ。撮んのはナシ。流出しそうで怖い」
相「えええ~っ?いいじゃん!カッコいいリーダー撮りたいって。記念に!なあ?」
二「大丈夫。俺がすでに録ってるから」
松・櫻「…」
相「さっすがニノ!しかも動画じゃん!ズームしてっ、もっと寄って、監督っ♪」
二「俺のスマホだとこれで最大なんだよ。カメラ奪っときゃよかったなー」
相「そっか、真白が持ってんのか」
松・櫻「…」

櫻「どうする?もし真白があの状況で実は撮影してたら」
松「してたら…それはプロ根性に免じてオンエアオッケーでいんじゃない?(笑)…まあ。撮れてれば、だけど」
櫻「迫ってくるカッコいい兄さん撮れてたらチョー見てぇ~」
松「十中八九、パノラマビューだろうけどね(笑)」
櫻「違いない(笑)。か、リュックの中でオフ状態ね。これ99.9%☆」
松「いや、100じゃない?(笑)」
櫻「こっちも掛けになんねぇ~っ!(笑)」


とか橋の向こう側でやいのやいのやってたのは、全然聞こえてなかった。ドキドキしながらも、俺は真面目に、何とか渡る方法を真剣に考えてたからッ。

ちなみにカメラは…落としたら大変だからってとっくにリュックの中でした!(笑)

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