第2章 シドー
「・・・ん。」
処女を喪失し、その後すぐ四人に抱き潰され記憶がなくなった。目を覚ますとそこはベッドの上で・・・
「うっ・・・」
喪失痛みと激しい性交時の痛みで少し身動ぎすればずきりと痛みが襲う。
「起きたか。」
その声の方向を向けば寝室のテーブルの上で書類を書くシドーの姿があった。
「!!」
黙ってシドーを睨み付ける。
シドー「はぁ・・・。起きるまで待ってやったのに相変わらずの粗暴な態度だな。」
心底呆れた様に首を振ると立ち上がる。
シドー「まぁ良い。・・・身体は痛むか?」
「・・・。」
きっと睨み沈黙を貫くにシドーが近寄る。
シドー「答えろ!!」
瞬時に組敷くと丸出しの乳房を握りしめる。
「いっ!!痛いっ!!」
痛みで涙がにじみ出る。
シドー「その割には顔が赤いぞ?痛い方が好きなんじゃないのか?人が心配してやったのにどうして感じている?」
「違うっ!!そんなんじゃっ!!・・はぅっ・ああっ!!」
不意にグリグリと乳首を摘ままれ撫でられ声が漏れる。
シドー「声が漏れてるぞ。嘘を吐くな!!」
いきなり怒鳴られびくりと萎縮する。
シドー「おい!!誰か居ないか!?」
「はっ!!ここに!」
扉の外で警護していた従者二人が中へ入ってくる。
シドー「出来るだけ足を拡げた状態で机にこいつを縛り付けろ。」
従者「はっ。」
腰に下げていた紐を取り出すと友懐に近付く。
「嫌っ!!やめて!!」
暴れるを3人が押さえつけ机に張り付けていく。
シドー「主人の言葉を無視するなど言語道断。しつけ直さなければな。」
引き出しから30㎝程度の細長い板を取り出す。
シドー「笞(しもと)はないが定規で充分だろ。」