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【夢小説】オタク+オタク=? 番外編【影山飛雄/R18】

第4章 ★バレーオタクの初エッチ大作戦


 くにくにと乳首を弄り、首元にキスマークを付けてみた。

「飛雄たんは朝からもえっち虫で、いけないんだぁ」
「朔夜とセックス出来るなら、何時でもえっち虫でいるに決まってるだろ」
「えっち虫にはお仕置きだぁ」

 ぺちぺちっと乳房を揉む手を叩く朔夜の姿を、愛おしそうに影山は見守っていた。





「影山」
「牛島さん?どうかしましたか?」

 数日後、ウォーミングアップしていた所、牛島から声を掛けられて影山は振り返った。

「首、怪我してるぞ」
「え?マジですか?」
「ああ、内出血してるな」
「ない……っ!」

 首筋に内出血と言われ、影山は何かを理解して物凄い勢いで首筋を押さえた。

(くっそ……アイツやりやがったな!)

 朔夜にキスマークを付けられたと赤面していると、少し考えた牛島が何時もの表情で言い出したのだ。

「そうだ、今度祝いに赤飯用意してやろう」
「祝い?」
「海野に話は聞いている」

 結局男女の関係なのに、牛島に話したのかと離れた位置にいる朔夜の事を睨み付けていると、牛島は淡々と説明してきた。

「影山と何か合ったら報告する様に伝えてあるからな。俺はお前達の関係を歓迎するが、子供は結婚してからにしろよ」
「……牛島さん…………すみませんけど、人前で言うのだけは止めてもらえませんか……」

 大声では無いが小声でも無い、声が通りやすい牛島の言葉はとても聞きやすい。
 案の定、話の内容を聞かれてしまったらしく、周りが集まり出してきた。

「なんだ、影山遂に童貞卒業か?」
「お前馬鹿正直に四年間もよく手を出さなかったな」
「取り敢えず絆創膏渡すから、そのキスマーク隠せ」

 プライバシーも何も無いこのチームに、影山は羞恥心で消えてしまいたい気分だった。
 朔夜と影山の関係は一般情報としては非公式にはしてあるが、公認の上での入社なので、周りは皆恋人であるのを知っている。
 そして朔夜は馬鹿なので、何かあれば包み隠さず話すから根本的に関係は筒抜けになっていた。

「結婚で思い出したのだが」
「…………なんすか?」

 もう何を言われても仕方ないと、尋ねると牛島は真顔で言った。

「お前達の結婚祝いはやっぱり一軒家にしようと思っていて、そろそろ目標額が貯まりそうだ」
「家っ !? 」
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