【夢小説】オタク+オタク=? 番外編【影山飛雄/R18】
第4章 ★バレーオタクの初エッチ大作戦
「それはヤってる最中に言え!」
「うぇ〜?」
「気持ちイイ言わねぇし、イきたくないばっかりで、気持ち良くなってるのか不安だったんだからな!」
「ほうほう」
「『ほうほう』じゃねぇ!」
薬が抜けた朔夜が余りにもいつも通り過ぎて、頭が痛くなってくる。
正直になのだが、ズレている。
「じゃあ今からセックスしよう言ったら朔夜はするのか?」
「それは断るっ!」
「即答すんな!」
結局セックスはしたくないんじゃないかと、影山は朔夜の姿を見て、両手首を掴み言う。
「ならさっさとその丸出しのおっぱいとマンコ隠せやボケ野郎がぁ」
「チンコ出してる飛雄たんに、私が全裸である事に対して文句言われたくない」
「そうだったな、事後で俺達は裸のままだったなぁ」
「それに恥ずかしいから、えっちやだ」
口を尖らせた朔夜に今更だろう、と力が抜けてきた。
「恥ずかしいって……もう五回もシたんだから今更だろ?」
「それはお薬使ったからの話で、今は使ってないから恥ずかしい」
正常状態では理性が邪魔して恥ずかしい、と言う朔夜を見る。
顔を赤くしているので本音の様だ。
「薬無しじゃ出来ないって事か?」
「……今はまだお薬ないとだめ」
「……お前その言い方だと薬使えばセックスしてもいい、って解釈していいんだな?」
「毎日、じゃなければ」
朔夜の返事を聞き、逃げない様に押し倒して腰を抱き寄せ確認する。
「じゃあ今日の夜は?」
「昨日の今日だから駄目っ」
「じゃあ明日」
「早いっ」
「明後日」
「えっち虫だっ」
朔夜から媚薬の小瓶を取り上げ、キスをして伝える。
「オープンエロが好きなんだろ?俺は毎日でもさくとセックスしたいんだよ」
「飛雄たんがえっち虫だぁ」
逃げようとする朔夜の乳房を掴み揉んで、影山はハッキリと告げてやった。
「もうシたんだし、オープンエロが好き言ったんだから、俺はもう我慢しないからな。触りたい時に触るし、シたい時にヤるからなっ」
むにむにと乳房を揉まれ、朔夜は赤い顔をしながら上目遣いで尋ねてきた。
「えっちする時はちゃんとお薬使ってくれる?」
「暫くは使ってやるけど、なくてもセックス出来る様になれよ」
「それは恥ずかしいのだぁ」
今の状況は恥ずかしくないのか、と思いつつも、正式に赦しが出たので影山は嬉しそうに朔夜を抱きしめて離さなかった。
