【夢小説】オタク+オタク=? 番外編【影山飛雄/R18】
第4章 ★バレーオタクの初エッチ大作戦
「俺でイってくれっさく!」
「や……アアアッ!」
ビクンと腰が跳ねたのとほぼ同時に、下半身に水がかかる感覚を影山は受けた。
生暖かい液体が足を伝っていくのが分かる。
潮まで吹いてイってしまった朔夜を影山は優しく抱きしめ、頭を撫でてやる。
イきたくない朔夜を無理矢理イかせてしまったのだから、優しく壊れ物を扱う様に撫でる。
「さく、ごめんな。嫌だったのに無理矢理イかせて」
「…………ん……」
「どうしても俺でイって欲しかった。さくが俺とのセックスで感じてるの知りたかった」
「……とびぉ……」
力無く名前を呼ばれてキスをした。触れるだけのキスなのに、朔夜の腰は動いている。
「さくイったばかりだけど、俺もイきたいから、もう少しだけ付き合ってくれ」
「…………ぅん」
朔夜からの返事を聞き、激し過ぎない様に調整しながら、影山も二度目の射精を朔夜の腟内でさせてもらうのだった。
◆
イった所為なのか、朔夜が殆ど動かなくなってしまった。
初体験で激しく二回もヤったのが原因なのかと、影山は心配そうに腕の中に抱きしめながら、額に張り付く髪の毛を退かしている。
やっと叶った朔夜とのセックスは、予想外に気持ち良く、朔夜以外に興味がなかったのだが、益々他の女なんか嫌だし朔夜だけとシていきたいと思った。
「さく……熱いの治ったか?」
答えられるか分からないけれど、尋ねてみるたら弱々しく指を握られた。
「そっか……まだ熱いか」
「……えっち」
「もう一回スるか?」
「……さっきのや」
「イった方が熱いの治るぞ?」
「…………じゃあ、さっきのも」
「今度は後ろからシてみよう。体位違ったらまた気持ち良さも変わるかもしんねぇから」
コロンと力ない朔夜をうつ伏せに寝かせ、覆い被さって後ろから挿入(いれ)た。
角度の違いから朔夜は気持ち良さそうに声を出しているので、痛みを与える事はなさそうだと、貫き、快感だけを与えていく。
「飛雄っ……飛雄っ!」
「さくっ……さくっ!」
快楽を貪りつつ、媚薬の効果がなくなるまで長く、初めての日にも関わらず五回もシてしまい、影山は自分は絶倫なのかと疑ってしまうのだった。
◆
「…………」
「ほんっっっとうに悪かったと思ってる!」