【夢小説】オタク+オタク=? 番外編【影山飛雄/R18】
第4章 ★バレーオタクの初エッチ大作戦
「あれ……?脱いだのに、全然変わらない……」
言いながら無意識な感じで腰をくねらせたの見て、シャツをグイッと上げて、ブラジャーのホックも外し、朔夜を全裸にさせてみる。
乳首はぷっくりと膨れ勃っていて、身体が興奮状態に入っているのは違いないと、影山は確信を持った。
薬に頼ったとは言え、朔夜の身体がセックスを求めているのが嬉し過ぎた。
もうガチガチに勃ってしまっている陰茎を、一刻も早く朔夜の腟内(なか)に挿入(いれ)たくてしょうがない。
「飛雄……たん?」
朔夜をゆっくりとベッドに押し倒しながら、生唾を飲んで影山は言う。
「熱いの、どうにかしたいか?」
「……うん、これ……なんか変……辛い」
「俺が熱いのどうにかしてやるから、…………言う事聞くんだぞ」
そう告げ、上着をガバッと脱いで床に捨てた。
何故影山が脱いだのか分からない朔夜は、それを黙って見つめている。
ズボンとトランクスも脱ぎ捨て全裸になると、陰茎がどれだけ勃っているのかがよく見える。
影山が今まで生きてきた中で、一番の勃起状態だった。
それもそうだろう。四年間ずっと、我慢してきたセックスが遂に出来るのだから。
「……生は籍入れるまで我慢、だ」
影山はそう自分に言い聞かせる様に呟き、自身にコンドームを付け、避妊する意思があるのを示した。
「飛雄たん……?何で、脱いだの?」
「熱下げるのに必要な事だから、だ」
今すぐに挿入(いれ)たい気持ちを抑え、舌を入れながらキスをする。ディープキスからするのは初めてだが、朔夜が嫌がる様子はなく、気持ちよさそうに受け入れてくれていた。
くちゅくちゅとキスを続けながら、そっと乳房に触れてみる。こんなに柔らかいモノがあるのかと思いながら、キュッと乳首を摘んだ。
「ひゃうんっ!」
ビクッと声を上げた朔夜に、影山は本当に鼻血が出るかと思って、キスを中断して鼻を抑えた。
キスの時とは違う、明確な朔夜の喘ぎ声。こんな声、何処から出しているのだと思う位に厭らしく、影山は脳天を叩かれる衝撃を受けていた。
キスは止めたが、まだ手は乳房に触れているままだ。
「…………」
「んんっ!アッヤッ!」
乳首を摘むと聞いた事も無い様な声で、朔夜が喘ぎ声を上げる。