【夢小説】オタク+オタク=? 番外編【影山飛雄/R18】
第17章 バレーオタクの初入浴
(水も滴るいい女……)
本当は乳房も洗いたいのだが、今日は理性を保てる気がしないので、洗っていたボディタオルを朔夜に渡して伝える。
「前は自分で洗うんだろ?」
「……うん」
そおっと控えめに乳房を洗い、腹部を洗っていく朔夜の姿を黙って見つめる。
身体を洗っているだけなのに、それすらエロい行動にしか見えないのだから、影山の思考はもう狂っているとしか言えなかった。
影山の世界の中心はバレーボールではなく、もう朔夜になってしまったのだ。
こしこしと身体を洗っていた朔夜だったが、上目遣いで影山の事を見てきた。何を伝えたいのかすぐに分かったので、影山は朔夜の頬を撫でながらに言う。
「俺の事、洗ってくれるんだな」
「うにゅ……」
恥ずかしそうに頷いてから、朔夜が影山の身体をゆっくりと洗い出す。胸板を洗い、肩を洗い、ボディタオルを背中に回して、たどたどしく洗っていく。
「……下は自分でやる」
朔夜の手からボディタオルを取り、勃っている陰茎のまま下半身を簡単に洗った。
ボディタオルを落とし、改めて朔夜の事を抱きしめる。
全身泡まみれのまま抱き合い、泡を流さねばとシャワーノズルを捻った。
「流すから、目、瞑ってろよ」
「うん……」
朔夜の返事を聞き、頭からお湯を被っていき、シャンプーとボディソープを流していく。
流して終わったらリンスをしなければならないのだが、どうしても我慢が出来なくて、朔夜の両頬を両手で包み込むとキスをしてしまった。
「んッ……」
触れるだけのキスにしたけれど、ピクっと反応を朔夜がしてくるのだから、下半身がムズムズしていた。
お預けは辛いけれど、それも今は心地好くなってきた。
(初セックスは絶対にベッドの上でしてぇから、此処ではセックスはしねぇ……)
何度もキスをして、ポーっとしている朔夜と自分の髪の毛にリンスをして、二人で浴槽に入った。
二人では狭過ぎる浴槽だから、影山が後ろから朔夜を抱き抱える体勢で入る。
抱き寄せる朔夜の尻に勃ってる陰茎が当たっているのは当然だが、朔夜が何も言わないのでそのままだ。
それよりも朔夜を抱きしめる腕は乳房の下を回っていて、腕に乳房がしっかりと乗った。