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【夢小説】オタク+オタク=? 番外編【影山飛雄/R18】

第16章 ★篭った熱の吐き出し方


 三回目はゴム無しで、影山は生の朔夜を存分に堪能しているのだった。

「さくっ……さくっ……セックス気持ちイイかっ?」
「アッアッ !! 」
「気持ちイイよなっ……もっと気持ち良くしてやるからなっ」
「あっ……とびっ……!」

 パンパンと激しく撃ち付け、膣壁と陰茎が擦られていく。避妊具無しの感触は本当に気持ち良くて仕方なかった。

(生やっぱ最高だっ……中出しして妊娠させたくなる……)

 朔夜と繋がる事が当たり前になり、少しずつ出てくる子供を孕ませたくなる欲望。
 ただ、それはまだ早い気がするので避妊しなければならないのだが、生をしてしまった。
 一度してしまえばまたしたくなってしまい、何も知らない朔夜に何度か中出しをしている。
 しかし今の所朔夜は妊娠をしてしまっていないので、タイミングが本当に合わない様だった。
 朔夜は影山のモノだが、それでも本当に自分だけのモノにしたくて、子供が欲しくて仕方なかった。

「あんっ!」

 びくんと声を上げた朔夜に、弱い所を衝き出したのだと影山は気が付いた。
 朔夜の性感帯である子宮口の少し下の所。ソコを攻めると朔夜は必ずイってしまうのだ。

「あっ……やぁっ……イくイく!」
「俺ももう……射精(で)るから、一緒にイくぞっ!」
「ああああっ!イクぅ !! 」
「くっ……射精(で)るっ!」

 ビクンと朔夜の腰が跳ねたのと同時に、影山は朔夜の腟内(なか)に精液を吐き出して果てるのだった。

「…………」

 影山はイき過ぎて動けない朔夜の身体を撫で回していた。
 事後の朔夜を愛でるのも影山の楽しみの一つである。特に今日は二ヶ月ぶりの無断中出しをしたのだ。
 膣口から出てきている精液を眺めていると、朔夜を犯した気分にでもなっていた。朔夜を騙して犯してしまうのが、時々どうしようもなく気分が良くなってしまう。
 独占欲の強さは理解しているつもりだが、中出しは独占の特権の様な気がしているのだ。

「さく」
「……うにゅ」

 力無い朔夜を抱き寄せると、小さくだが甘えてきた。
 朔夜も性行為が本気で嫌いな訳では無い。ただ性欲よりも羞恥心の方が強いだけだ。
 媚薬に関しては思い込みの部分もあるだろう。アレがあるから、恥ずかしくない、と。
 そんな所も愛おしく思ってしまう位に、朔夜に酔いしれて生きていきたい。
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