【夢小説】オタク+オタク=? 番外編【影山飛雄/R18】
第16章 ★篭った熱の吐き出し方
「誰も入れねぇ様にしたし、本当にさくが嫌になったら止める」
甘噛みを続けていくと朔夜は観念したのか、潤んだ瞳で見上げてきながら言う。
「……飛雄、えっちぃのはだめだから、ね」
「……善処はする」
そう言うと朔夜の首筋に噛み付きながら、服を脱がせていく。
ぷち、とブラシャーのホックを外してぷるんと乳房を出し、スカートとパンツを脱がせて全裸にさせる。
そして自分もユニフォームを全て脱いで全裸へとなり、朔夜の事を抱きしめると蛇口を捻り、シャワーヘッドからお湯が流れ始めた。
背中に浴びるお湯は影山の髪や身体を伝い、朔夜へと落ちていく。
媚薬無しでの行為は初めてだからか、朔夜が何時も以上に小さく、緊張からか固くなってしまっていた。
「さく、大丈夫だから」
「んっ……」
触れるだけの軽いキスなんて満足出来る訳がないので、すぐに舌を絡め合うディープキスへ変わる。
シャワーの水音と二人の声だけが部屋に響き渡る。水音が声を消そうとしてくれているけれど、強い水圧では無いので小さく声は聞こえてしまう。
「んっ……んっ」
小さく恥ずかしそうに反応する朔夜が可愛くて、ついつい手がするすると下半身へと下りていく。
プリっとした尻を掴むと、朔夜がキスから逃げて言う。
「えっち……め」
そんな事を言われても、全裸かつ熱の篭った瞳で見つめられたら、影山にとっては逆効果でしかない。
媚薬無しで行為に近い事をするのは初めてなのだから、朔夜がどう反応するのかをみたい。
「……ちょっとだけだから」
むにゅりと揉んで柔らかさを堪能する。くにゅくにゅと秘部を広げながら膣口を刺激していくと、朔夜は必死に影山にしがみ付いて首を振っていた。
「とび、お……」
「さく、可愛い」
チュッと瞼に口付けてから、片腕だけで朔夜抱き抱えてむにゅっと乳房も揉んでしまう。
影山の指の動きに合わせて形を変えていく乳房に、朔夜は影山に手を伸ばしてきた。
「……お薬無いの恥ずかしい……や」
媚薬のない朔夜ではこれが限界か、と思いつつも興奮で勃起までしてしまっている影山は、自制が聞かないし、我慢がどうしても出来ない。
少しでも良いから朔夜で気持ち良くなりたい。
「さく……俺、試合にもさくにも興奮してて、頭おかしくなりそうだ。さくで気持ち良くなりてぇ」