【夢小説】オタク+オタク=? 番外編【影山飛雄/R18】
第16章 ★篭った熱の吐き出し方
試合の後の興奮は正直気持ちが良い。それだけ自分がバレーボールに集中していた証となるから。
その興奮はアップをして、ゆっくりと発散していく。試合の興奮が落ち着いたら、次は別の興奮が欲しくなる。
触り心地抜群の肉付きの良い身体に、柔らかい髪の毛。
焦げ茶色の瞳に見つめられながら、色付きの良い唇に触れる。
愛しく可愛く、そしてエロい恋人。
今すぐにでも抱きしめて、女を男で貫きたかった。
篭った熱の吐き出し方
「……んっ!」
影山は腕の中でぴくんと跳ねた朔夜の事を見ていた。
一糸纏わぬ裸体。張りのある乳房にツンと勃つ乳首。媚薬の所為により、愛液でヌルヌルに濡れている秘部。
紅潮した頬に、荒い呼吸。
「ひゃっ……アッ!」
自分の指の動きに合わせて喘ぎ声で鳴く。
誰も知らない朔夜の女の姿。誰かに教える訳ないし、この姿を見て、堪能していいのは恋人である影山だけの特権である。
くちゅくちゅと音を立てながら、朔夜の腟内(なか)を指で犯していく。少しでも影山が挿入(はい)り易い様にと。
「んっアッ !! 」
前戯を感じるがままに喘ぎ、声を上げる朔夜に頭がおかしくなりそうになる。
烏野を卒業して社会人になり、やっと許された男女関係。
在学中に万が一にでもこの朔夜の姿を知ってしまったら、学業よりも優先してしまっていただろう。
現に朔夜を知ってしまってから、毎日でも抱きたくて仕方が無いし、一回で熱は収まらない。
小さな朔夜の身体に触れていたいし、ずっと腟内に挿入(はい)っていたい。
「挿入(いれ)る」
「んぁっ」
ぬちゃ、と指を抜き、脚を広げて膣口がよく見える体位にする。
秘部の中心にある小さな穴を見る度に、よく自分が挿入(はい)るなと思ってしまう。
穴からとろり、と漏れる愛液を見てからスボンをずらして陰茎を取り出す。
ガチガチに勃つソレをコンドームと言う避妊具で包み込み、小さな穴へ宛てがう。
「ひゃっ!」
陰茎を宛てがわれただけでビクンと跳ねる姿。
それを見る度に朔夜の事を支配しているのは影山自身なのだと、ゾクゾクしてくる。
自由奔放で捕まえるのが難しい朔夜を、ベッドの上と言う狭い空間で支配しているのだから。
「んっ……」
「アッ!」
腰を落とし、朔夜の体内へと侵入を始める。