【夢小説】オタク+オタク=? 番外編【影山飛雄/R18】
第15章 オタップルの大人への階段登り
段階を踏みながら、大人への階段を登って行きたい事が影山の願いであった。
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無防備にもそのまま寝てしまった朔夜の頭を影山は撫でて過ごしていた。
烏野を卒業してから一週間、東京へ発つまでは後五日である。
残された時間を家族や友人と過ごす事も出来るのに、朔夜は影山にべったりだった。
二人で過ごすのが当たり前だと思いたいのか、朔夜なりに高校の間我慢をしていたのかは分からない。
それでも、自分が選ばれたのは間違い無い事実であり、優越感に浸れる。惚れたあの日から、結局の所、朔夜を手放したくなかったのは影山の方だったのだ。
「…………」
チラッと胸元に視線を落とし、朔夜が寝ているのを確認してつん、と触ってみた。
服越しでも柔らかったけれど、生はやっぱり段違いの柔らかさだった。
(ずっと触ってられる……)
つんつん、つんつん、と触っているとやっぱり欲が出てきてしまい、そおっと服を引っ張って乳房の先端を見てしまう。
ツン、と勃つソレを見てつい生唾を飲んでしまった。
(朔夜の乳首……ちょっとだけでいいから、触ってもいいか?)
朔夜は寝付きが良いから、暫くは起きない筈。胸を触る許可はまだまだ降りなさそうなので、生で触れるチャンスは今しかない。
「…………ちょっと、だけ」
目の前にあってお預けに耐えられる程、影山の性欲は弱くない。そっと服の中に指を入れ、先端に触れてみた。
くにっと固さを指の腹で感じ、興奮で息が上がる。
「……さく……好きだ、さく」
指の腹で擦れば擦る程固くなっていく感覚がたまらない。朔夜の大事な部分を、犯しているのだと思うと尚更に。
「…………んー……」
「 !! 」
朔夜の声に慌てて乳首を弄る手を離した。
起きてしまったのかと、ビクビクしていると、すぅっと薄目を開けた朔夜が影山の事を見ていた。