(名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした(改)
第36章 漆黒の葬列 前編
勿論、それが殺人に関係するのか、犯人の物かも分からないが、可能性はゼロじゃない。そこでハンカチを配った相手の確認をする為、会場の外に出ようとしたが、政治家の訃報を嗅ぎつけたマスコミによって外出が困難に。そしてカメラのフラッシュによって灰原哀に気づいたピスコが、シェリーの幼児化を組織に登録された顔写真で確信する。それによって何とかマスコミ陣を抜けて名簿を確認出来たが、騒がしいマスコミによってコナンと灰原は分断されてしまい、灰原は誘拐されてしまう。
気がついたら灰原は杯戸ホテルの酒蔵に監禁されていた。ピスコはコナンの新一の声を使った「紫のハンカチを貰った人間を出すな」という言葉を元に、刑事達の事情聴取を喰らっていた。灰原は死を覚悟してコナンに薬の情報を喋っていくが、脱出させる事を諦めないコナンは酒蔵内に暖炉があって、パイカルがあるのを知ると大人の姿で暖炉を這って脱出する事を提案。しかし煙突から屋上に脱出した灰原を待っていたのはシェリーが隠れているのを察知したジンがおり、何発もの銃撃を浴びて瀕死に。そして殺される寸前の時にコナンが麻酔銃を発射、煙突の中に逃げるように指示をして灰原を救出。
しかし逃亡先には宮野志保を赤ん坊の頃から知っているピスコがおり、屋上のドアからすぐに移動したコナンは酒蔵内でピスコを犯行手口を喋って銃撃されながらも隠れ逃げて追い詰め、「何者なんだ」と問われてコナンは自分の姿と偽名を明かす。実はピスコは取り調べで紫のハンカチを持っていて、何故なのか疑問だったコナンは問い詰めようとしたが、酒蔵が気化した状態でタバコを吸っていた彼のせいで火災発生。
彼が近づけない隙コナンは灰原を連れて脱出したが、ピスコは上から暖炉を這って降りたジンが現れ、ボスの直々の命令によって射殺された。
それから後日、事件の確認の為が目暮警部から電話がかかり、ターゲットの家族やピスコの身辺も抹消されたことが判明。コナンは新一の声で生存を隠すべく、「関与した事は内緒に」と只管言い残すしかなかった。
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