(名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした(改)
第36章 漆黒の葬列 前編
協力者NO.0000の報告資料から一部を抜粋
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・漆黒の葬列
季節は冬。江戸川コナンと灰原哀が米花町の街中でジンとウォッカの車、ポルシェ356Aを偶然を見かける。その際、ジンとウォッカがいない隙に阿笠博士()を電話で呼び寄せ、小道具で車内に侵入したコナンが発信機を埋めたチューインガムを設置するも、車内に残っていた灰原哀の毛髪で発信機が発見される。三人は阿笠のビートルで車間距離を開けて追跡し、ジンが同じく幹部の『ピスコ』こと大手企業の自動車メーカー会長・桝山憲三との電話を盗聴
そしてコナンの軽率な行動に腹を立てた灰原によって一旦奴らの追跡はやめるが、得られた情報から奴らが起こす犯行を防ぐため行動をすることに。灰原はコナンの危険を顧みない正義感に着いて行けない様子だったが、薬のことを聞いて考えが変わったと思われる。けれど一方のジン側は盗聴器を仕掛けた犯人を裏切り者、シェリーだと考えて(関与している意味では正解)射殺しようと計画していた。ターゲットは18時ちょうどに来て逮捕される人物で、収賄疑惑のある政治家だった
そうして薬の使用を阻止したい灰原も同行し、犯行があるであろう杯戸シティホテルの『酒巻昭を偲ぶ会』へ潜入。喪服だらけで誰も彼も怪しく見える。灰原の様子もおかしい。どうやら夢では組織に次々とコナンを含む、探偵団を消されるシーンがあったようで非常に怯えていた。そんな灰原の不安を緩和させるため、コナンは自身のメガネを託す
会場には有名人が集っているが、狙われているだろう人物の目星もついた。匿名で目暮警部を初めとする警察も呼び、コナンたちは犯人を迎え撃つ準備万端。しかし演出のため明かりが消えた時、謎の光と音がしたあと、シャンデリアが落下しターゲットが死亡する。その場に警察がいたことで事件の調査がすぐに行われるも、当日の犯行を通報してきた謎の機械音声があったと警察が明かすが、周囲の関係者達はターゲッが世間の反感を買っていた事から、通報者のイタズラと偶然の事故だと思われる
しかしコナンの方はこの事件の犯人が組織の幹部・ピスコであると確信し、死体を前に食事をする野球団オーナーが吐き出した異物がシャンデリアの破片と、シャンデリア落下後に頭上から落ちた紫色のハンカチを証拠として確保していた。ハンカチは酒巻監督の代表作に因んで来場者に配られていた
