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(名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした(改)

第31章 10億円強盗事件、後日談



だって下手すると高級ブランドより高価な物達なので、使用する所を見ていた誰かがその構造と可能性に気づいた時、江戸川コナンは追い剥ぎされかねないのである。両親がその手の警戒心も持つように言ってはみたらしいが、博士が顔を青ざめさせる一方で新一本人は「大袈裟だろぉ」と苦笑い……




優作「本当に大袈裟だと思うのかい?想像してみなさい、お金を手に入れる為に犯罪を躊躇わない者達はいるんだ。あぁいや、発明の使い方次第で犯罪規模は国際テロをも引き起こしかねん。そんな彼らの前に警備の手薄い銀行があって、護衛付きの高級品を持った大金持ちの大人がいて、発明品の強度も知らずに小学生のフリをするお前と会った場合……。狙われやすいのは?」


新一「そりゃあオレだろ」


優作「ああ。だから対応出来るか否かの前に、自覚を持っておきなさい。ここは日本屈指の犯罪都市なのだから、妙に頭が冴えた奴があの手この手で高級なお前を襲うシュミレーションを考えるかもしれないぞ?」


有希子「そうよ新ちゃん!脳内で小さな体に乗られて、弄(まさぐ)られて、隠し道具を奪う為に裸にされて!最後に警察に言ったらどうなるかって恥辱の脅しを受けて、それでも解決しようと体を犠牲にするんだわ!だって新ちゃん可愛いんだもの!!」


新一「そういう妙な想像やめてくれる?!」




思わず言われるがままを想像してしまった新一が悲痛の叫びをあげたそうだ。絶対無いと言い切りたいのに、この土地柄と事件の経験則が許さない。私もそこまでの想定はしていなかった。後で道具について毛利親子に電話を入れてみると、発明品とコナンの様子に「やっぱりそうか……」と頭を抱えてしまって道具の使用にかなりの抵抗感があったようだ。一応、発明品は以前と違って危険度が大分下げられたらしいけど、彼方も個々のスペックが惨事を招きかねないので


シューズは刺激レベルに応じた使用を決めて、サッカーボールを使う際は「小」でも鉄格子などを破壊できるので人間相手には「極小」レベルだ。(骨の硬度はダイヤの最高である10を基準にすると、僅か4〜5しかない。鉄や真珠やガラスと同じだ)因みに「中」は樹木をへし折り、石柱を叩き折れるので下手をすると建物さえ壊せてしまう。外側も生地を厚めにして脚を硬い物や衝撃から守っており、誤作動や普段使いの懸念も無い

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