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(名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした(改)

第22章 NY事件





アメリカに行く当日、仕事の私はマネージャーの景光くんやスタッフ達が数名同行し、新一と蘭ちゃんは二人で別行動で空港に集まった。その後、フライトは同じ飛行機の一般席を予約していたので座席は新一達の隣になるよう、景光くんに計らってもらって飛行機はアメリカに向かって日本を飛び立った


そのフライトで数時間が経った頃、見事に座りっぱなしで腰を痛めながら無事に着陸出来た飛行機を降り、空港を出たら出入り口の近くのロータリーで愛車のジャガーを停めて待っていた母さんと再会する




有希子「椎奈ちゃん、新ちゃん1ヶ月ぶり〜!蘭ちゃんも来てくれて嬉しいわ!」


蘭「新一のお母さん、ご無沙汰してます!私まで招待してくれて、ありがとうございます!」


有希子「あらあら、いいのよ蘭ちゃん。遠慮しないで楽しんでね?」




私と新一は約束通り月に一回会うんだけども、当然久しぶりに母さんと会った蘭ちゃんは緊張気味だった。きちんと畏まった挨拶をする蘭ちゃんに対し、朗らかに笑った母さんは嬉しそうだ。そして一通り蘭ちゃんと話した後、今度は私に向き直って眉が八の字になった残念そうな顔になる




有希子「本当にせっかくのチャンスなのに、仕事が被って行けないなんて残念だわ……。貴女も一緒にミュージカル見たかったのに……」


椎奈「私もちょっとショックだったわ、母さん。だけど仕事の方も結構楽しいプランみたいだし、シャロンとは連絡繋がってるから大丈夫よ!ミュージカルはまたの機会に誘って?」


有希子「ええ、もちろん!じゃあこの辺でお別れね、頑張ってらっしゃい!」


新一「じゃあな姉さん、また後で」


蘭「いってっしゃい!」




仕方がないとは言っても同行出来ない事はちょっぴり残念で、けれど仕事の方も内容が良いからしっかり楽しもうと思う。そんなわけで母さん達と別れた私は景光くんと合流し、スタッフが予約していたレンタカーでまずはホテルに行ってチェックインをするのだった───
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