第4章 初めての夜*
side.五条悟
「いつまでもベタベタしてたら嫌われちゃうかな?って思って。ごめんね」
「ううん。じゃあ私も好きなら、前みたいに一緒にいてくれる?」
君は何でそんなに可愛いんだよ。
「そんなこと言われたら、もうくっついて離れないよ?」
「私も離れたくない」
「そっか」
それを聞いてますます君を好きなる。
「名前は好きになった男の子とかいるの?」
「へっ?」
名前がキョトンとした顔をする。
その後みるみると顔が赤くなった。
「…さ、悟さんが…初恋…」
それを聞いて、顔が緩んでしまう。
そっかぁー♥
僕が初恋かぁー♥
可愛いなぁ。
「名前。僕は君が大好きだから。常に一緒にいたいし。毎日エッチしたい」
「…うん…」
「ヤキモチも妬くし、独占欲も凄く強いんだ」
「うん」
「それでも僕を好きでいてくれる?」
「うん。好きでいる」
純粋な名前は、僕の本性を知らずコクコクと頷く。