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【呪術廻戦】僕の可愛い妻【五条悟】

第14章 僕のウサギちゃん


side.五条悟





「七海」

「はい?」

「僕。やっぱり帰る」

「今からですか?」

「名前が泣いてる気がするんだ」





虫の知らせという感じかな?





「はぁっ…五条さんの名前さんへの溺愛ぶりは、日を追うごとに増していきますね」

「僕の可愛い妻だからね」





僕は七海と別れて、長距離飛行で高専に帰る。


部屋の明かりをつけ、名前を探すけれど。

姿が見当たらない。



歌姫か硝子のところかな?



一先ず医務室を覗いてみると、硝子がいた。





「やあ、硝子。名前がどこにいるか知らない?」

「あれ?今日は帰らないんじゃなかったの?」

「そのつもりだったんだけど、名前が心配でね」

「そうか。ここで小さく蹲ってるよ」





パーテーションの内側を見ると。

小さく丸まっている名前を見つける。





「迷惑かけて悪かったね。連れて帰るよ」

「いいよ。可愛い弟子だし」

「ありがとう。硝子」

「本当に甘いな」





何度も言うけど、彼女は僕の可愛い妻なんだ。

甘やかして何が悪い。





「名前。迎えに来たよ。帰ろうね」

「……んっ……悟さん…」





僕は名前を抱き上げた。


 
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