第13章 僕の誕生日(20歳)③*
side.名前
「名前ちゃん。お疲れ様」
「女将さんもお疲れさまでした」
「大変だったでしょ?大丈夫?」
「大丈夫です」
本当は慣れないことをしたせいか。
気疲れしたせいか、少し眠い。
「お部屋でお休みしてきたら?また明日お願いね?」
「分かりました。ありがとうございます」
私はフラフラと歩きながら、宿泊している部屋まで歩く。
眠い。
転びそうになって。
途中、休憩できるソファーを見つける。
私は一休みすることにした。
「…悟さん…」
早く帰って来て。
そう願うと、悟さんが現れる。
「名前。大丈夫?疲れちゃった?」
「うん…。ちょっと眠くて…」
「そっか。良く頑張ったね。もう寝ていいよ」
「…うん…」
私は悟さんに横抱きにされると。
そのまま安心して夢の中へ落ちていった。
どれくらい寝ていたんだろう。
胸に違和感を感じて目覚める。
「ふあっ…んんっ…えっ?」
「はぁっ…あっ…起きちゃった?」
えっ?
何してるの?
驚きのあまり声にならなかった。
起きると着物の胸元がはだけていて。
悟さんが私に馬乗りになっている。
そして、私のおっぱいでおちんちんを扱いていた。