第6章 不死川くんの嫉妬
いつもより深い口付けに、安は驚いた。思わず舌が逃げてしまう。それを、逃がさない、とでも言うように、不死川の舌が絡めとる。
何度も角度を変えられ、舌を吸われ、どちらのものかわからない唾液を飲む。口付けが離れても、唾液が糸を引いていた。
安の目は潤み、唇は半開きで、唾液で濡れていた。いつも明るく笑ってる安との差に、不死川は眩暈にも似た感覚を覚える。
不死川は、安の帯を解く。適当に放り投げると、着物の合わせを開く。襦袢の帯も取ると、いよいよ安の体が見えた。細身だが、女性らしい丸みを帯びた体だった。
「、、あっ、さねみ、さっ、、やっ、、、」
不死川は胸の膨らみに手を伸ばした。力を入れそうになり、慌てて力を抜く。ゆっくりと胸を揉む。自分の手の中で形を変える膨らみに、不死川は興奮を煽られる。膨らみを唇を寄せると、その白い肌に痕を残した。一ヶ所だけでは飽き足らず、いくつもいくつも痕をつけていく。
「、、、さねみさん、、、にげないから、、、」
安の言葉に、はっとする。どうやら痕をつけすぎたようだ。
「、、、わりぃ、、、」
不死川は再び安に口付ける。安も今度は驚かずに、実弥の首に腕を回した。
「、、、あぁっ、、あっ、、んんっ、、」
胸の頂を引っ掻くように刺激する。先程の刺激で立ち上がってたそこは、安に快感を与えた。
「、、、やっ、、それっ、、へんっ、、」
「変じゃねぇよ。気持ちいい、って言うんだ。」
不死川は、今度は胸の頂を舌で舐めた。
「、、ひゃうっ、、」
さっきよりもはっきりとした快感に安は声を上げる。
「、、、あっ、、さねみ、さんっ、、それ、いいっ、、」