第30章 魔女の薬(兼続さんルート)(R-18)
兼続「くっ……!また…いい、か……。
舞の中に…出したい……」
「はぁぁ……あっ……!
やぁ……っ、イク………はぁぁ…」
兼続「舞……………っ、いいのか?」
兼続さんが無理やり布団を押しのけ、戸に布団が押し当たってゴトッ!と音がしたけれど、私達は気にする余裕はなかった。
少し空間に余裕ができて律動が勢いづいた。
タンタンタン!と規則正しい音が鳴り響き、もうこれは隠れている意味などない気がしてきた。
「いいよ……て、あっ……言って欲しい…?」
兼続「っ、当たり前だ……!」
ねだるように身体全部を使って抱きしめられた。
「もう今夜はなし崩しにされちゃうかと…」
兼続「最終確認だ…、これ以降は聞くつもりはないっ。
っ………!」
射精感を抑えたのか、荒い息が一瞬途絶え、のしかかってくる体がブルっと震えた。
先延ばしできない白い波がそこまで来ている。
「ふふっ……んぅっ、じゃあ、春日山に帰る時、時々で良いから私の駕籠の隣…歩いてくれますか?
帰ったら、うっ……ふ…ぁ……!
兼続さんの部屋に、あぁっ……遊びに行ってもいい?」
子供のようなおねだり…とは思わない。
今まではこんな子供のようなおねだりさえできない関係だったから、言ったところで断られただろう。
恋仲になろうとは言われていないから、私達の関係性を推し量るための私なりのズルいお願いだった。
兼続「っ、く!……っ、なんだ、その条件は!
中に吐く子種が多ければ子ができる可能性だって高くなるんだぞ…!
そんな簡単な内容で……取引するな……!」
私の願い事を蹴散らすように律動が激しくなり、奥をゴツゴツと穿たれて息がつまった。
しかし苦しみの中には多分に甘さが含まれ、私は恍惚と喘いだ。
「あぁ……、もう…二回も出したくせに…私を、怒るの…?
んっ、きもち、い……ぁっ!!
か、叶えてくれないなら、だめ…、朝までずっと外に出して…」
見えないことを良いことに、私は陶酔しきった顔で笑みを浮かべていた。
兼続さんに愛を乞われる今だけは、焦燥に駆られている彼を弄ぶ、気まぐれな女だ。
兼続「………くっ」
兼続さんの律動が変わった。
爆発しそうな雄芯で、優しく蜜壁をにゅるりにゅるりとこすって愛を乞う。