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☆姫の想い、彼の心☆ <イケメン戦国>

第29章 ぬいと私~愛の告白は大声で~(謙信様:誕生祝SS2024)


――――

(謙信目線)

冬は戦が少ない故、支城に居る者達の気も緩みがちになる。

だらけきる前に喝を入れようと赴いたが、今年は例年になくしっかりと勤めていたのでやることもなく直ぐに帰城した。


(今日、舞は休みだと言っていたな。
 帰ったら二人でゆるりと過ごすか…)


そう思い帰路を急いだのだが、城に着いてみれば舞は昼過ぎに城下に出かけていき、まだ帰っていないという。

佐助も一緒だったというから危険はないだろうが、二人きりで過ごそうと思った恋仲が他の男と逢瀬しているかと思うと腹がフツフツと煮えてくる。


謙信「兼続、城下に出かけてくる」

兼続「はっ」


後の事を兼続に任せ、城下へと向かった。


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