第28章 狐の化かし合い(光秀さん)(R-18)
(私の質問には全然答えてくれないくせに、ああ、でも駄目、欲しい…!)
蜜道を押し広げられたい。
早く、愛してほしい。
「誰とも…していません!あんっ、だから…そんなにしないで。
これ以上大きくなっても、困り、ます」
光秀「存外、いやらしいことを言う小娘だ。
俺に大きくされるとでもいうのか」
乳房全体をめちゃくちゃに揉みしだかれ、親指と人差し指で乳首をくりくりと弄ばれる。
「あ、だって、こんなにされたら……」
そう言っている間も、光秀様は胸への愛撫をやめない。
こんなにしつこく揉まれたら、本当に大きくなってしまう。
今でさえ男の人の視線が気になるのに…
光秀「されたらどうなる?」
「~~~~こんな時に苛めないでください。
それより…ん、私を、満たして…欲しいです」
腰を浮かせて光秀様の欲に蜜口を擦り当てた。硬い感触に、またトロリと蜜が溢れる。
光秀「一言足りないな」
「え?」
悪戯な体液の交換をやめ、光秀様の先端が蜜穴を塞いだ。
まだ入ってないけど、ググっと押し広げられて気持ちいい。
「あぁんっ!は、やく…」
光秀「ん…、もう一言だ」
言葉を促すように何度もキスをされては、こちらは何も考えられなくなる。
「ふえ…わかり、ません」
光秀「こういう時、恋仲に言うことはないのか?」
「私…今夜初めて恋仲ができましたので、こういう時なんて言えばいいのかわかりません」
暗がりで光秀様が目を瞠り、くくっと喉を震わせて笑い始めた。
私の頭から頬をなでおろし、親指で唇に優しく触れた。
光秀「仕方ないな。こういう時は『愛してる』だ」
「あ!な、なるほど、そうですね」
淫靡な雰囲気も薄れる、間抜けな反応をしてしまった。
「愛してます、光秀様。
信長様に攫われないように私の身体に…あなたを刻み付けてください」
天下人の妾に望まれる名誉を棒に振ってでも、光秀様との愛を選びたい。