第28章 狐の化かし合い(光秀さん)(R-18)
何度も何度もそうされているうちにきつかった蜜道が緩み、ひくひくと物欲しそうに震え始めた。
この道に早く彼を迎え入れたい。
奥深い場所を突いてぐちゃぐちゃにして欲しい。
「はあっ!あっ、あぁ……」
息が続かなくなって、堪らず唇を放した。
はあはあと大きく息をしながら、刺激で身体をくねらせた。
光秀「指の食み方がうまいな」
勝手に口づけを終了させた私をとがめることなく、光秀様は愛撫を続けている。
軽い圧迫に抗おうと膣壁は締まり、自衛のためか蜜がとめどなく流れ続けている。
その蜜を糧に、長い指は奥へと侵入していき、ついに根元まで挿いりこんだ。
「ん、そこ…だめ、あっ!」
ざらついて気持ちいい場所を優しく捏(こ)ねられて、私は指を咥えこんだまま軽く達してしまった。
絶頂が過ぎると熱はすぐに戻ってきて、今度は光秀様が欲しいと訴えかけてくる。
媚薬が無くても人の欲望とはこんなに強いものなのだろうかと不安に喘いだ。
こんな淫らな行為に悦んで、声をあげて、光秀様に軽蔑されないだろうか。
光秀「人払いしてある。誰も聞いていないから安心しろ。
俺の前ではどれだけ乱れてもかまわない」
私の羞恥に気づいて光秀様が優しく言い添えてくれた。
(意地悪なくせにこんな時に優しいなんて…)
思いやりのある低い声に心が蕩け、蜜がじゅわっと溢れた。
光秀「声を出してくれなければお前が気持ちいいのかわからない」
秘所を弄る指がくちゅくちゅと音を立てながら良いところを刺激する。
「あぁ…、い、い」
光秀様はわからないと言っておきながら気持ちいいところばかり触れてくる。
「わから、ないなんて、嘘…。あなたはあの夜、私をいっぱい…」
光秀「ん?いっぱい、なんだ?」
「~~~っ」
あの夜、気持ちいいって言っても止めてくれないから、私は何度も泣きながらイった。
今更教えなくても私の気持ちいい場所を知り尽くしているはず。