第1章 日ノ本一の…(上杉謙信)(R-18)
謙信「ああ、次を楽しみにしている。お前が乱れ喘ぐ姿をな」
「っ!?そっちを頑張るのではなく、警戒を怠らないという意味ですっ!!」
謙信「わかっている。そう眦をあげて怒るな。
だがな静華を抱いている時は俺が必ず守る。抱かれている時は俺のこと以外に何か考えるのは禁ずる。わかったか?」
「は、はい」
謙信「良い子だ。さて俺は仕事に戻らなくてはならない。
いいか、今日は部屋から一歩も出るな。大人しく休んでいないとどうなるかわかっているな?」
言われなくとも、身体がだるくて動けそうにない。
それに動くと……
(溢れてきそう……)
蜜口が蜜ではないもので湿っている。
試しに身じろぎすると微かに『くちゅ…』と粘液質な音がした。
「……部屋を出るどころか、立ち上がらないようにします……」
恥ずかしくなって俯いていると、謙信様が私の傍に屈みこんだ。
謙信「それで良い。本当ならば永遠にこの部屋から出したくないと思っている。
だがそれを甘んじて受ける静華ではないと知っている。
このような時だけで良い…俺の檻の中に入っていてくれ」
膝の裏と背に腕が回り、横抱きにされた。
ぐんと上がった視界に戸惑い、謙信様を見上げる。
謙信「今日一日寝ていろ。志乃には話しておく。
身体を治し…また俺を受け入れてくれ」
言葉よりも先に身体が反応した。
蜜口がキュッと窄まり、白濁で満たされた下腹に熱が集まった。
「は、はい…」
謙信「早くお前を抱きたい……」
「たった今抱いたばかりではないですか」
そう言いながらも嬉しくて硬い胸に頬を擦りつけた。
頭の上で謙信様が笑う気配がした。
謙信「全然足りない。静華が気を失うまで良くしてやりたい…」
「え…気を失うなんて、男女の交わりでそんなことがあるのですか!?」
謙信「何も知らない静華を快楽に堕としてやる。楽しみにしていろよ?」
「う………怖い」
謙信様の本気が怖すぎて、返事ができなかった。