第1章 日ノ本一の…(上杉謙信)(R-18)
柔軟性を失っている蜜口が欲の太さまで、歪な動きで広がった。目一杯広がった口を、硬い欲がゆっくりと通り、進んでいく。
「はぁ……ぁ」
狭い道が謙信様でいっぱいになった。もうこれ以上は広がれないと蜜口と淫路が身体を通して知らせてくる。
謙信「すまなかったな。やはり、もう少しお前の身体を労わってやるべきだった。
手放せなかった俺を許せ……」
私の身体に全てをおさめた謙信様が、動きを止めて謝ってくれた。
「謝らないでください。私だって謙信様に触れられるのが嬉しかったんですから…」
謙信「……今日のお前は随分と煽るのが上手い。
俺の我慢を試しているのなら、そろそろ辛抱がきかぬところだぞ?」
秀麗な眉が真ん中にきゅっと寄せられた。
「試しているだなんて、そんな気は微塵もありません……」
謙信「……だろうな、無意識になされる事ほど、厄介なものはない」
困ったように笑われた。
そうしているうちにギチギチと強張っていた膣壁が緊張をといて柔らかくなった。
埋められたまま動いてくれない欲に、甘えるように絡みつく。
締め付けた分だけ…快感が返ってくる。
「……んっ、ふっ……謙信様…」
謙信「動くぞ」
ズルリと硬い欲がひいていき、また奥へとはいってくる。
「あっ、ぁ!」
謙信「ほら……感じろ…。しばらく抱いてやれない…今、ここで、俺を感じろっ」
『しばらく抱いてやれない』。その言葉が切なくて秘肉がキュウと伸縮して、謙信様の欲を食いちぎらんばかりに締め付けた。
謙信「っ」
ず……ず……ちゅぷ……
苦しそうに息を詰め、謙信様はゆっくりと律動している。
「あっ、んっ……はっ、謙信様、ぁ、お願いで、す……もっと、きて…」
両手を伸ばして白い頬を包むと、切れ長の瞳が大きく見開かれた。
「はぁ、んんっ!!もっと、動いて…もっと気持ち良くなって……」
腹筋を使って半身を上げて軽い口づけを贈った。
にっこりと笑い、汗ばんだ手で謙信様の手を掴んで胸へと導く。
「謙信様の思うままに触って……ください」
自分でも驚くほど自然に謙信様を誘った。