第27章 魔女の薬(謙信様ルート)(R-18)
「ん、む………」
謙信「……ぅ」
先端を中心に舐めながら、口元を窄ませて上下に扱いた。
喉奥まで迎えても根元まで口に含むことができず、限界まで開いた顎骨がコキコキと音を立てた。
思うように愛撫できないもどかしさの中、時折裏筋をグイグイ刺激すると謙信様は身じろぎしながら呻いていた。
謙信「……はぁっ………!」
謙信様がなまめかしく顔をしかめ、顔を左に右に向きを変えては吐息を漏らしている。
そうして快楽を逃そうとしても、媚薬の効果で高まりは抑えられないようだった。
謙信「………はっ、出そう、だ……っ」
手の平で転がすように愛撫していた陰嚢にキュッと力が入り、舌に広がる先走りの量が急に増えた。
(男の人がイク直前って、こうなるんだ…)
口で上り詰めさせたことがなかった私は好奇心を抱き、唾液をたっぷり含ませた舌で愛撫を続けた。
謙信「……ぅ」
(美味しい…。口の中に出されても嫌じゃない、かも……)
仄かに甘い体液に、私は淫らな欲求を持ち始めていた。
「ん……」
予告されても口を離さないでいると、謙信様は片足を立て、私の口を蜜壺がわりに腰を揺らし始めた。
(喉奥を突かないようにしてくれてる……。
優しいな、謙信様…)
興奮の度合いが高まっていくと謙信様の息がさらに荒くなり、腰の動きは早くなった。
謙信「出して……いいのか………っ」
少し身体を起こした謙信様が、私の頭に手を乗せて確認してきた。
潤んだ瞳には『出したい』と口射の欲望が浮かんでいる。
(こんなに甘くて美味しいなら…
それに謙信様のなら、全然……嫌じゃない)
咥えたまま頷くと、謙信様は眉を寄せて熱い息を漏らした。
謙信「すまない……。
このまま…………出したい………っ」
目の前の女に狙い定め、美しい色違いの目に燃え上がるような熱が灯っている。