第1章 日ノ本一の…(上杉謙信)(R-18)
「っ、そこじゃなくて……」
ひどい!と目をウルませると謙信様がくすりと笑った。
謙信「ふっ、お前のここが少々痛々しい色をしているのでな…」
私が見ているのを確認しながら舌を出し、赤くなっている頂きを舐めた。
「んぅ…」
熱っぽくピリリとした痛みがはしる。
労わってゆっくりと舐めてくれているのに、『もっと』と胸を押し付けられずにはいられない。
「はぁ……謙信様…」
ちゅ…ピチャ……と小さな水音がする度に羞恥で身体が震えた。
謙信「ここを弄ばれるのに慣れていないゆえ敏感だな。今は触ればすぐに赤みを帯びて腫れるがじきに慣れる。少しの間我慢しろ」
「はい。あの……」
謙信「なんだ?」
「その…そこだけじゃなく胸全体も触れられると鈍く痛むんです。もしかして触られすぎて筋肉痛になったのでしょうか…」
謙信様が間を置き、肩を震わせた。
それに合わせて褪せた色の髪が小刻みに揺れて、とても綺麗だ。
大きな手が胸全体を優しく揉んでくる。
謙信「この柔らかい胸のどこが筋肉だというのだ?」
私の胸はぷにゅりと凹み、また元の形に戻った。
「だ、だって……」
確かに筋肉痛の時のように、胸の肉が鈍く痛むのに。
謙信「お前に触れる時は優しくしている。それでも痛むというなら何もかも男を知らぬ身体だということだ。慣れぬ行為に身体が驚いているのだろう。
今日くらいは静華を休ませてやるつもりだったが、男の格好でうろつかれては我慢ができなくなった」
愛おしげに目を細めて、唇を食んでくる。
「ん!謙信様は…男性が好きではないのに、どうして……」
謙信様は胸を愛撫する手をとめて艶やかに笑った。
謙信「男の格好の下に隠れた極上の果実を知っているのだ。
隠されると……暴きたくなるものだろう?」
「う………」
涼やかに流し見られ、色っぽすぎて言葉も出てこない。