第24章 戦国時代の付き合い方(慶次)(R18)
柔らかな布団に押し倒され、簪を引き抜かれた。
慶次が肌に触れる度に髪は広がって、もつれ、揺らされた。
「ね、もう、あっ!」
慶次「もう、なんだ?」
「はぁ、もう、ぁ、これ以上、だめ」
慶次は達していないのに、私だけ何度も絶頂に導かれ、体力が底を尽きそうだった。
慶次「俺が舞を本気で愛してるってわかったか?」
「わ、わかったからぁ、んんっ」
遊びでちょっかいを出してきたんじゃないって、もうずっと前に気づいていた。
私を追い詰め、わかりきったことを念押ししてくるなんて、意地悪な人だ。
慶次「……可愛いやつ」
汗ばんだ肌に髪が張りついて鬱陶しく、髪をどうにかする余裕もないくらい、慶次に愛された。
慶次「舞、愛してる」
「ん、うん、うれ、しい」
慶次「その顔、俺以外に見せんなよ」
前髪をどけられ、おでこに口づけられたかと思ったら、激しく攻め立てられた。
「あぁっ!」
慶次「っ!」
大きな体に強く抱きこまれ、内に熱いものが放たれた。
「ん!」
内に感じる白い欲に、しびれるような快楽と愛しさを感じた。
慶次の息が整ってもまだ息を乱していると、太い指が髪に潜り込んできて、止まった。