第1章 日ノ本一の…(上杉謙信)(R-18)
「駄目………ですか?」
謙信「静華の望みならば、そうしよう」
少し照れているのか、謙信様の目元がほんのり色づいている。
(ふふ……照れているお顔も素敵ね)
謙信「だがその願いは後だ。今は……黙って俺に抱かれろ」
唐突に動き出した指先に翻弄される。
「ひゃっ!?あ、あの、まだ慣れないので………」
謙信「わかっている。だから部屋でおとなしくしていろと言っただろう?」
「う………」
三日続く初夜を無事に終えた後も、破瓜の傷と痛みが治まらないうちに謙信様のお相手を務めている。
下腹はずきずきと痛み、厠に行く度に女の部分が酷く染みた。
謙信「優しく抱けば良いのだろう?
斬りかかってこいと言ったかと思えば、優しくしろと言う…。愛らしいな…静華は」
「ん………」
交わった直後に謙信様に刀を振られるとは知らず、私は甘く痺れるような愛を受け止めた。