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☆姫の想い、彼の心☆ <イケメン戦国>

第21章 姫は間諜?(隠語・難易度1)


捕らえた小姓は光秀に連れていかれ、天主に静けさが戻った。


家康「…それじゃあ解散ってことで良いんですかね」

秀吉「ああ。おい、慶次!次はこそこそ調べないで、俺に報告してからやれよ」

慶次「へいへい。じゃあ一件落着ってことで、午後は休んでも良いか?」

秀吉「駄目に決まってるだろ!
 慶次は餅つきの責任者だろうが。もち米の確認は済んだのか?」

慶次「おうよ。その辺は抜かりなくやっといたぜ。ってことで、午後は休みをもらう。
 あー、疲れた。舞の疑いが晴れて良かったな、秀吉?」


舞のことを出されてしまうと秀吉は何も言えなくなり、慶次は強引に休みをもぎ取り帰っていった。


三成「しかし、慶次様が言う通り、年内中に片が付いて良かったですね。
 これで安心して年を越せそうです」

家康「越せないだろう。三成、お前の部屋はどうなってるんだ。
 あれで大掃除したって言えるの?」

三成「先日片付けたつもりですが…」

家康「全っ然片付いてない。さっさと行って片付けてこい」

三成「おかしいですね。では私が知らない間にネコさんが滅茶苦茶にしてしまったのかもしれませんね。一応見に行ってきます。
 秀吉様、ではまた」

秀吉「ああ、またあとでな。
 あと猫さんの名誉のために言うが、部屋が散らかってるのは猫のせいじゃないと思うぞ」

家康「ですよね」

三成「???」


こうして慶次と政宗によってあっけなく疑惑は解決し、武将達の顔は晴れ晴れとして、いつもの平穏が戻ったのであった。


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