• テキストサイズ

☆姫の想い、彼の心☆ <イケメン戦国>

第17章 あなたの愛に完敗(光秀さん)(R18)



ツツ……


胸の中央で指が止まり、動かない。
焦れた神経はジワリと指の場所を知らせてくる。

反応した身体が粟立ち、胸の頂きをも尖らせた。


「は…ぁ」


指一本。

光秀さんの指一本で支配される。


光秀「今宵は舞を満足させねばな…」

「や、だから充分満足してますっ、ん……んん!」


動かなかった指が嘘のように全身を這い回る。


光秀「なに遠慮することはない。これで俺も遠慮せずに舞を抱ける」


そのセリフにゾクリとした。
遠慮せずに抱けるということは、今まで手加減していたということに他ならない。


(今までの交わりでもいっぱいいっぱいだったのに、あれ以上だなんて……)


乱れた裾から長い指がするりと中に入り込んできた。
太ももをひと撫でして辿り着いたのは、しとどに蜜を垂らす赤い花。


「あ、ん!はっ、無理です…あっ!!」


蕩けている中心に指を突き立てられ、狭くなっていた膣壁を広げるようにかき混ぜられた。
この部屋に来ようと思いついた時点で期待していた甘い刺激に、下腹の奥がキュンキュンと疼いた。


クチュ…、クチュ…


羞恥心を煽るためにわざと音が出るように触れられた。
恥ずかしくて頬が熱を持ち、光秀さんは私を愛おしそうに眺めている。


光秀「自分の限界を簡単に口にするのは良くないぞ?人間、やればできるものだ」

「本当に無理だから言ってるんですっ!いつも気を失っちゃうくらい激しいのに……あぁ!?」


膣をかき混ぜていた指が、突然出し入れする動きに変わって、変な声をあげてしまった。


「やだ、あぁ」


一方的に快楽を与えられている状態が嫌で、光秀さんの着物を掴んだ。
お互い着物を着たままで、帯さえ解いていない。


「光秀さんっ、ぁ…脱いで」

光秀「お前は脱いでくれないのか?」


細められた琥珀の瞳が色情で染まっていて、いつにも増して艶やかだ。
その目に魅入りながら、身体を小さく揺すった。光秀さんを誘う、精いっぱいの訴え。


「光秀さんが…脱がせて、ぁ……はやく…」


素肌同士を重ねたい。


光秀「可愛いお前の願いなら聞いてやらねばな」


私のためだけに低く潤った声がささやかれた。鼓膜を通り、脳まで犯す魅惑の声。

愛おしさが胸を満たし、私達は何度も身体を重ね合わせた。


/ 1014ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp