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☆姫の想い、彼の心☆ <イケメン戦国>

第17章 あなたの愛に完敗(光秀さん)(R18)


「そ、そこまで考えてなかったですよ…」

光秀「俺が二人になるなら舞も二人になってもらわねばな」

「えぇ?私は光秀さんを独り占めしたいから増えて欲しいんです!私が二人になったら今と変わらないじゃないですか」

光秀「ほう?お前は随分と自信があるのだな?」

「なんの自信ですか?」


意地悪い顔をした光秀さんが私の唇を指で弄んだ。


光秀「二人分の俺の愛を、この小さな体で受け止める自信…だ」

「えっ!?だから…そんなとこまで考えていなかったですよ?」


ただ妄想を口にしただけだったのに、光秀さんに話を大きくされてしまった。
怪しく笑んだ光秀さんは長い指を私の口の中に潜り込ませた。


チュプ…


「ん」


反射的に入り込んできた指に舌を這わせてしまって、引き抜かれた長い指は艶やかに唾液を纏わせている。

光秀さんはその指を自分の唇に持っていき、まるで紅をひくように滑らせた。


「!」


暗がりで光秀さんの唇が妖艶な艶を放っている。
女形の役者さんとも違う、はっきりと男性を意識させているのにハッとするほど綺麗だ。
甘い眼差しが私だけを射抜き、きらめいている。


(こ、こんな人が二人も居たらム、ムリ…)


骨抜きのドロドロになって、人間を維持できなくなりそうだ。


光秀「そんなに独り占めしたいと主張するところをみると、もしや俺一人では舞を満足させていないのか?」


唇をなぞった指が私の唇に触れた。
柔らかく押し付けられた指は顎を通り、喉元を降りていく。

真っ直線に下へと滑っていく指は甘い刺激を伴って官能を煽る。


「んんっ、なんの満足ですか!?」

光秀「もちろん閨での話だ」

「っ!?満足してます!!充分っ…ぁ」


久しぶりに帰ってきた日は朝までいっぱい抱いてくれるし、光秀さんの手技には毎回翻弄される。

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