第14章 9月の夏休み!(謙信様&光秀さん)
「ちょっと光秀さん!!足にも日焼け止めを塗ってるんですよ。気持ち悪くなったらどうするんですか!」
慌てて太ももを探ると、もう付いていないみたいだった。
光秀「これならおかわりを所望したいところだ」
「今の話、聞いてました!?」
誘うような視線に多大な熱を感じて惹きこまれそうになる。
小さじ1杯が10杯になったところで、光秀さんの色気にはかなわない。
(あーもー、ダメだ!なんでこんなに色気があるの?反則!!)
持っていたドレッシングを強引に手渡した。
「おかげさまで綺麗になりましたので、おかわりはありません!
ドレッシングあげますので、ご自分でかけてください!」
光秀「それは残念だな」
光秀さんが余裕たっぷりの態度で、サラダにドレッシングをかけている。
謙信「はぁ…」
「はぁ……」
謙信様と同時に、悩ましいため息をついた。