• テキストサイズ

☆姫の想い、彼の心☆ <イケメン戦国>

第13章 姫がいなくなった(信長様)(後編)


誘われて久しぶりに舞の膝枕を堪能する。

『今日は温かいですが寝転んでいると冷えてしまいますよ』と言われ、寝転ぶ時に脱いだ羽織を上掛けがわりに掛けられた。

目を開ければ藤の花を背景に、優しく微笑む舞が居る。

うららかな日差しに次第に瞼が下りてくる。


(心地よい……)


「ふふ、ゆっくりおやすみください」

信長「そうもいかんだろう。おそらくもう直ぐ……」


秀吉達が来るだろうと伝える前に眠気に襲われた。
こやつの膝は寝心地が良すぎる。


「もうすぐ、なんですか?あ、寝てる…ふふ」


途切れ途切れになった意識の向こうで、舞が頭を撫でた。


/ 1022ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp